箱庭文学

圧倒的駄文! 何気ない日常のこと、お仕事のこと、思い出話、与太話、妄想・空想など。

この素晴らしい世界に祝福を!禁術・クリスタルガイザー発動

クリスタルガイザー1

魔王「フハハハハ! どうやらここまでのようだな? まあ人間にしてはよく頑張った。魔王直々に褒めてつかわすぞ」

勇者「フフフ…」

魔王「何だその笑みは? 自らの避けがたい死期を悟り、いよいよ頭がおかしくなった?」

勇者「ばーか、まだ気づかねえのか?」

魔王「ンン…ッ!!?」


勇者「足元、見てみろよ」

魔王「足元…だと…? な、なんだ、この巨大な魔法陣は!!!??」

勇者「おめえに勝つにはもうこれしかねえと思ってな」

魔王「か、体が動かない…っ!!! グッ…クソ、油断した…」

勇者「俺の全MPを使った最上級高等魔法陣だからな。いくらおめえでも容易には抜け出せんさ」

魔王「ん!? この緻密で無機質な模様…。この魔法陣…まさか!!!? いや、そ…そんなはずは…」

勇者「お、さすが闇の世界を統べる魔王様、博識だな。ご名答。これはクリスタルガイザー。俺の『とっておき』だ」

魔王「そ、そんなはずはなぁぁぁーーーいっっっ!!!!(ハズキルーペのテンション) ク、クリスタルガイザーだと!? ありえん…っ!! あれは禁術で、仮に魔法陣を描き、呪文詠唱したとしても、Dの一族でなければ発動しな…。ハッ…!!!」

勇者「フッ…。冥途の土産に教えてやるよ。俺の名は『イオリ・D・ユシタール』。Dの意志は、俺の中で生きている!!!」

魔王「まさか…。そんなはずは…。Dの意志を継ぐ者がいるはずがない…っ!!!! あの時確かに…」

勇者「『あの時確かに惑星ごとDの一族は消したはずだ』とでも言いたそうな顔だな、魔王さんよぉ?」

魔王「グッ…」

勇者「お前が星を爆破する寸前、俺は宇宙船ポッドに乗せられ、太陽系の辺境にある『地球』という星に送り出されたんだ。おおかた、『キレイな花火』に興じてたおめえは、俺が乗ったポッドを見逃したんだろうよ」

魔王「あ、あの時…。くそ…くそったれめ…っ!!!」

勇者「ざまあみろ魔王。おめえはしっぺぇ(失敗)したんだ」


魔王「待て!!! わかった! 話を! 話をしよう!」

勇者「今さらおめえと話すことなんてねえよ。話し合いじゃ済まねえからこうやって剣を交えてんだろうが」

魔王「わかった! わかった! よし、ではこうしよう。わしの味方になれば、世界の半分を勇者にやろう。どうだ、悪い条件ではあるまい? だから頼む…。助けてくれぇぇぇ…」

勇者「勝手なこといいやがって!! おめえはそうやって命乞いした者をいったい何人殺したんだっ!!!」」

魔王「し、下手に出れば偉そうなこと言いやがって…。貴様らDの一族は罪のない者を殺さなかったとでも言うのか?」

勇者「だから滅びた……」

魔王「グヌヌ…」

クリスタルガイザー2

勇者「さあ、もう終わりだ。楽になりやがれ」

魔王「待て!!! た、確かクリスタルガイザーは、全MPを解放・暴走させる呪文のはず。MPとは命そのものだ。それを全て解き放つということは、術者であるお前自身も死ぬかもしれんのだぞ!!?」

勇者「なんだそんなことか」

魔王「そ、そんなこと…だと!!?」

勇者「俺の恩人が、勇者とは決して諦めない者のことだと、そう教えてくれた」

魔王「そ、その、甘ったるく耳が腐り落ちそうな台詞…。セ、セレンだな…」

勇者「この決戦に至るまで、俺はいくつもの大切な命を諦めてきた。目の前で仲間を消されたことなんて1度や2度じゃ済まない。いくつもの守りたいが守れなかった大切な命の上に今の俺はあんだよ。おめえを倒す方法が目の前にあるんなら、例えそれが自らの命を脅かすものであっても、俺は喜んでそれに手を伸ばす。ただそれだけだ」

魔王「やめろーーーーっ!!! 頼む、わしが悪かったっ!!! だから頼む…!!! 助けてくれぇぇぇぇ…っ!!!」

勇者「もう遅い! 無に還れ、出来そこないの化け物が…っ!」

魔王「ヒ…ヒィィィィィ…」

勇者「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名のもとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を隠匿せし者。我が前に統べよ!」

魔王「ちくしょう…!!! ちくしょおおおーーーーーーーーーっ!!!!」

ベジータ&悟飯&悟天&トランクス&ピッコロ&デンデ&界王神&老界王神&サタン「いけーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

勇者「クリスタルゥゥゥゥガイィィィザァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」


*******


クリスタルガイザー3

杏子
「やめて!

魔法陣・クリスタルガイザーの発動で、勇者イオリのMPが全解放されたら、

命の根源であるMPを失ったイオリの精神まで燃え尽きちゃう!

お願い、死なないでイオリ!

あんたが今ここで倒れたら、ベロニカやセーニャとの約束はどうなっちゃうの?

HPはまだ残ってる! ここを耐えれば魔王に勝てるんだから!


次回、『勇者イオリ 死す』。

デュエルスタンバイ☆」



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