箱庭文学

圧倒的駄文! 何気ない日常のこと、お仕事のこと、思い出話、与太話、妄想・空想など。

彼女が私のことを「ゆきっつぁん」と呼び始めた

スタバでサボタージュ

月曜を迎えるのはいつも憂鬱だけど、今朝はベッドの上で目を覚ました瞬間から心が軽やかだった。

その訳は、同期の奈央ちゃんと一緒に、商談のため外出する予定があったから。



奈央ちゃんとは、学部は違うものの大学が同じなうえ関西人なので、一緒にいて何かと気持ち良い。

私は会社の中だろうとどこだろうと所構わず好き勝手なことを言っているし、没になった企画書や経理から突き返された稟議書の裏に夢を描いて紙ヒコーキにしては曇り空が割れるように飛ばしたりしているのだけれど、ほんとなぜこの会社は私をクビにしないのか不思議なのだけれど、ま、そんな中奈央ちゃんは私の言動を大抵受け止めてくれるし、私の言ったことややったことを本気で笑ってくれるし、泣いてくれるし、優しいし、言葉のキャッチボールのセンスも抜群だしで、つまりはナイスガールなのだ。

本当なら「生き別れた姉妹」という例えをしたいのだが、私よりも奈央ちゃんの方がベラボウに可愛いため、それができないのが残念でならない(笑)。


あ、そういえば、私は会社で「ゆきっつぁん」というあだ名で呼ばれているのだけれど、この発案者が何を隠そう奈央ちゃんだ。

入社して配属が決まった直後ぐらいの時、同期数人で飲み会して、その中に奈央ちゃんがいて、で、終電がなくなってからしばらく経って、宴もたけなわっちゅう段階になった時に、奈央ちゃんが「あ、あかん。会社のロッカーに財布忘れてもうた!」とか言い出すから、ほなうちがここの代金と帰りのタクシー代含めて1万円借しちゃるわってことになり、で、そこから私の十八番「借金取りごっこ」が始まったわけ。

例えば、奈央ちゃんのパソコンに「○×商社の鈴木さんから電話がありました。折り返し電話が欲しいとのこと。あと、同期のいおりさんの財布がやけに薄いうえに、ここ数日のランチが異様に貧相です。何か思い当たる節はありませんか?」と書いたふせんを貼っておいたりするなど、2週間ぐらいそんな感じで遊んでいた(笑)。

奈央ちゃんは良識ある人なので、「ごめん1万円返して」って言えばすんなり返してくれるのだけれど、私も奈央ちゃんもその借金取りごっこにハマってしまい、その過程で「ゆき=お金にがめつい」というイメージが成立し、それが「ゆき=1万円」→「ゆき=福沢諭吉」という感じで変遷していき、最終的に、現在会社では福沢諭吉の「諭吉」をくだけた感じにした「ゆきっつぁん」というあだ名に落ち着いている。

この激動の経緯を知らない人は、単に私の下の名前が「ゆき」だから「ゆきっつぁん」なんだなと安直に考えてしまうが、一度「福沢諭吉」を噛ませてるのがこのあだ名のミソやねんと、発案者の奈央ちゃんはお酒を飲むと饒舌に語ってくれる。

ちなみに、「ゆきっつぁん」の「っつぁん」の部分を、いかに江戸っ子口調で言うかがポイントで、社内では多くの人が江戸っ子になり私を呼ぶのだけれど、なぜかバリバリの関西人のはずの奈央ちゃんのべらんめえ具合がずば抜けて巧い。疲れているときなんかは、奈央ちゃんがルパンに見えるほどだ(笑)。

どこをどうまかり間違ったのか、一回、新入社員の子に「福沢さん」と呼ばれたことがあったが、さすがにそれはその場で訂正した。

しらばっくれてはいるが、差し詰め奈央ちゃんが仕向けたことだと推測している。



とまあ、そんな仲の良い奈央ちゃんとの外出はやっぱり嬉しい♪


商談は非常に順調で、予定してたよりも1時間も早く終わった。

商談先をあとにし、二人で駅に向かって歩いている時、私は仕事をサボタージュするべく奈央ちゃんに切り出した。


私「そういえば、駅にスタバあったなぁ~」

奈央「ああ、なんか端の方にあったねぇ」

私「商談が早く終わったって言うのに、アポロ11号は月に行ったって言うのに、このまま帰社するのもなんだかシャクやない?」

奈央「ゆきっつぁん、スタバに行きたくて行きたくて震えてるなぁ~♪」



スタバのお代は奈央ちゃん持ちだった。

ほんとに奈央ちゃんめっちゃ良い人やわ~。好きやわ~(笑)。



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